インスタグラムのDMやLINEのトークのように友達とチャットをしながら楽しめるSNSで、チャットに共有した写真や動画には閲覧期限を1秒から最大10秒(または無制限)で設定できるのが特徴。テキストメッセージの自動削除機能や、オリジナルのARフィルター(レンズ)、地図機能なども搭載されています。 この記事では、スナップチャットの魅力や使い方をわかりやすくまとめました。 Snap Inc. LINEのように連絡手段としても使え、Instagramのように写真や動画を共有も可能。TikTokのようにARフィルターなどを使って面白い動画も作れて、Zenlyのようにお互いの位置情報をマップ上で確認できる──いま国内でも人気の高いSNSのメイン機能をバランスよく搭載した、ハイブリッドなSNSが「スナップチャット」というわけです。 またチャットで写真やメッセージをやりとりする以外にも、投稿後24時間で消える「ストーリー」や、自分や友達の位置情報を地図上で共有できる「Snap Map(マップ)」、世界中の投稿からトレンドのスナップが見られる「Spotlight(スポットライト)」などの機能が備わっています。 次の画面では生年月日を入力します。登録することでバースデー限定のレンズ(ARエフェクト)が使えたり、自分のフレンドへ誕生日通知が届くようになります。 なお、誕生日の変更可能回数には制限があるようです。また、18歳未満のユーザーは一度登録した生年を変更できない仕組みになっています(月日は変更可)。 続いてパスワードも設定していきます。パスワードは後からでも変更可能です。 登録する電話番号・メールアドレスの情報は、本人確認のための二段階認証や、不正利用のアラート、フレンド検索・追加などに利用されます。 最後に、スナップチャットでカメラの使用を許可すれば完了、これでアカウントの登録ができました。 特に何も設定をしなくても、一度チャットを閉じれば再度チャットを開いたときにメッセージや写真・動画は双方の画面から消える仕組み。プライベート性の高い会話も、スナップチャット上でなら比較的安心して送受信できるのではないでしょうか。 真ん中にあるシャッターボタンでそのまま撮影が、左側にあるボタンではカメラロールから写真の選択が可能です。 次の画面で1〜10または無制限が選べます。たとえば3を選択すると、相手が写真を閲覧して3秒後にその写真は自動削除されます。無制限を選ぶと、一度スレッドを閉じることで写真が削除されます。
1回再生:再生は1回限定 ループ:画面で動画を再生している間はループ再生される バウンス:再生と逆再生が繰り返される(iOS版のみ)
1回再生では最後まで再生し終わった時点で、その他のパターンでは自分で画面・チャットを閉じると、当該動画がチャット上から削除されます。
閲覧後、チャットを閉じると即削除される 閲覧後24時間が経過すると削除される
設定はこの2種類から選択可能。デフォルトでは閲覧後すぐに削除されるようになっています。 相手の名前部分を長押しするとメニューが表示されるので、[チャットの設定]から[チャットを削除]を選択すると、次の画面で[閲覧から24時間後]を選べるようになります。同じ手順でいつでも設定変更可能です。 閲覧後24時間に設定しているスレッドでは、24時間後に右画像の白紙状態へとなります。スナップチャット上でやりとりしたテキストメッセージは、スクショ撮影をしない限り、履歴が残らないというわけです。 次の編集画面(カメラロールから選択した場合は左下の鉛筆マークをタップ)では、文字入れやスタンプなどの加工を楽しめます。編集が済んだら、右下の[送信先]ボタンをタップします。 フレンド側は、画面下の[ストーリー]から投稿を閲覧します。ストーリー画面に丸いアイコンが表示されるので、そこをタップすることで、投稿の再生が可能です。 インスタグラムの親しい友達リストと使い方が類似していますが、リストを複数作成できるという点では異なります。作成したグループごとに、どのストーリーを投稿するかが選べるというわけです。 プライベートストーリーは複数作成できるので、「Aグループ」「Bグループ」といったようにグループごとにメンバーを分けておくと便利です。 お互いがどこにいるかを地図上で把握できる機能などが、Zenlyマップに似ていると気づく人も多いのではないでしょうか。Snap社が2017年にZenly社を買収したことが大きく影響していると考えられます。 Snapマップは、iOS版・Android版ともにmapboxによる地図データが使われており、位置情報から取得された自分の現在地が表示されます。 マップをよく見ると、うっすら青く/赤くなっている箇所があります。青いエリアはその部分(スポット)に複数の投稿が集まっていることを、赤いエリアは青いエリアよりも多くSnapが投稿されていることを意味しています。 青または赤い部分をタップすると、世界中の人が投稿したSnapを見ることができるので、いろんな場所をタップしてみると楽しいでしょう。 本機能を利用するには、位置情報の利用を許可しておきましょう。正確な位置情報ではなく、おおまか(あいまい)な情報を表示させる方法については後述しています。 とはいえ、自分だけゴーストモードというわけにもいかないでしょう。Snapマップでは位置情報の公開範囲設定が可能なので、「この人には居場所を知られたくない」というフレンドを公開範囲から外せます。 まずは、マップ右上の設定ボタンをタップします。続いて、ゴーストモードを[オフ]にすると、3つの設定メニューが表示されます。 たとえば「次のフレンドのみ」にしたパターンでは、チェックを入れた相手にだけ自分の位置情報を共有します。 なお、本設定はiOS版Snapchatでのみ利用可能です(Android版では設定が有効にならない)。 端末の「設定」からSnapchatアプリの設定ページを開いたら、[位置情報]を選択。続いて「正確な位置情報」のボタンをオフに切り替えればOKです。 お気に入りのレンズが見つかったら、レンズアイコンを長押し後にハートマークをタップしてください。レンズ検索画面上部にお気に入り登録したレンズが一覧表示されるようになります。 画面右側のブックマークボタンは、投稿アカウントのフォローを意味します。今後Spotlightにそのアカウントの投稿が優先的に表示されるようになります。 特定の投稿を気に入ったときは、ハートマークをタップしてください。