ドコモの2012年秋発売モデル「Optimus G L-01E」のアップグレード版で、Android 4.1、チップセットはQualcomm Snapdragon S4 pro(APQ8064)1.7GHz クアッドコアを搭載する。消費電力も低く、増量されたバッテリーや急速充電対応により、バッテリー持ちを大幅に改善したという。
5インチのディスプレイはフルHD表示(1080x1920)のIPS液晶を採用し、大画面かつ高解像度で様々なコンテンツを快適に楽しめる。また、ガラス面とタッチセンサーを一体化する新技術により、画面の薄型化、滑らかな高感度タッチ、浮き出るような臨場感あふれる表示を実現している。 高い処理性能や大画面は「ながら操作」も可能にしている。Webブラウザを見ながらカレンダーにメモしたり、動画を見ながらSNS利用などができる。また、赤外線通信を利用して、スマホをAV家電のリモコンにできる機能も備えている。
カメラは1320万画素の裏面照射型CMOSを搭載。インカメラとアウトカメラで同時にビデオ撮影できる「デュアル録画」機能では、ペットや子どもを録画しながら自分の表情も録画できるなど、斬新な映像撮影が可能となっている。また、録画時に被写体にズームすると、ズーム対象の音声も拡大して記録することができるオーディオズーム機能なども面白い。 メモリは2GB、内蔵ストレージは32GB。外部メモリーは、microSDHCに加え最大64GBまでのSDXCカードに対応する。パケット通信はLTE(Xi:下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)をサポートする。おサイフケータイ(Felica)、NFC(TypeA/B)、NOTTV、ワンセグ、赤外線通信、テザリング、Bluetooth 4.0などに対応する。防水・防塵、おくだけ充電には非対応となる。なお、バッテリーは内蔵式で着脱できない。 サイズは約139×70×10.1mm、重さは約160g。カラーはPlatinum WhiteとIndigo Blackの2色展開で、発売は4月上旬の予定となっている。 参考記事:ドコモ 2013年春モデル スマートフォン 特徴・スペックまとめ
Optimus G Pro L-04Eの実機をチェック
実際に操作してみると、今回のドコモ春モデルの中で最もレスポンスの速い機種、という印象をもった。「ながら動作」などの動きをみてもトップクラスの処理性能を誇り、スマホを思いっきり使い倒したいユーザーに向いている機種といえる。 ボディは縁をラウンドさせた滑らかな背面で、大型機種ではあるが手の収まりは悪くなかった。ディスプレイ下部のホームキーは物理ボタンが搭載されており、これも操作しやすさに寄与していた。