本記事では、Netflixのアカウントを家族と共有する方法と、その際に注意すべき点を解説していきます。 「話題のあの作品を見てみたいけれど、新しく契約するのはちょっと……」という人におすすめなのがアカウントの共有機能です。家族内ですでにNetflixを契約している人がいれば、アカウントを共有してもらうことで追加で月額料金を支払わなくてもNetflixのサービスを利用できます。 Netflixは、1つのアカウント内に複数のプロフィールが作成可能で(最大5個)、マイリストや視聴履歴をプロフィールごとに分けて管理できます。たとえば4人家族の場合は、1つのアカウントに4つのプロフィールを作って共有できるのです。 また、プロフィールごとに暗証番号を設定してロックできるため、自身の視聴履歴のようなプライベートな情報を家族に見られる心配もありません。 まずはプロフィールの追加をタップし、登録時に設定した4桁の暗証番号を入力しましょう。 子ども用のプロフィールを作成する場合は、名前入力欄の下にある「お子様用プロフィール」のスイッチをオンにしておきましょう。年齢制限がG以下の作品のみが表示され、一定の年齢以上を対象にしたコンテンツは除外されます。 メニューのアカウント内にある「プロフィールとペアレンタルコントロール」の項目で、ロックしたいプロフィールの下にあるプロフィールのロックを選択します。 この設定をおこなっても、一部のデバイスでは、プロフィールへのアクセス時ではなく作品を視聴するタイミングで暗証番号が要求されるケースがあります。まずは、ペアレンタルコントロールが最新のバージョンであるかどうかを確認し、プロフィールロックを再度試みましょう。 また、ブラウザによっては最後に使用されたプロフィールの情報が保存され、ロックされたプロフィールが自動で開いてしまうことがあります。この場合にはCookieの削除が有効です。 ブラウザの「プロフィールの管理」ページからも操作できます。 なお、ここではプロフィールの削除以外にも、各プロフィールの名前や画像、使用言語の変更ができるほか、次のエピソードやプレビューの自動再生を切り替えることができます。ただし、年齢制限の変更はブラウザのアカウントページからおこないます。 契約したプランによって、同時にコンテンツを再生できる端末の数が異なるので、事前の確認が必須です。 ただし、この「同時視聴数」はストリーミング再生時の同時視聴のことを指します。ダウンロードした作品を再生したとしても、同時視聴数にはカウントされません。ベーシックプランであっても、2台目の端末がダウンロードしたコンテンツを再生していれば、同時に2台までコンテンツを視聴できるのです。 また、スタンダードプランとプレミアムプランであっても、同時視聴数以上の相手とのシェアはトラブルの元となりかねないので、避けたほうが無難でしょう。 なお、ダウンロードした作品を保存しておける端末数は、各プランの同時視聴端末数と同じです。せっかくダウンロードしようと思ったのに端末数制限に引っかかってしまった、というケースを防ぐためにも、見終わったエピソードが自動で削除されるスマートダウンロード機能などを上手に活用しましょう。 なお、すべての作品がダウンロード出来るわけではないほか、1年間にダウンロード出来る回数が決まっている作品や、ライセンス契約上の問題でダウンロード可能な範囲が制限されている作品も存在します。注意しましょう。 なお、Netflixのサポートセンターに問い合わせたところ、「Netflixは一緒にお住まいのご家庭内でのみ共有いただくことができます。お住まいが一緒でない場合は、それぞれご自身でご契約いただくようお願いいたします。」との回答を得られました。アカウントの安全性の確保に留意しつつ、適切な方法で視聴を楽しみましょう。
Netflix
November 28, 2022 · 1 min · 17 words · Arnold Snow