しかし、そこは信頼のEA(エレクトロニック・アーツ)ブランド。ゲームコンテンツの豊富さはもちろんのこと、驚くほど美しい3D描写、スマートフォン用にカスタマイズされた操作性、かっこいいサウンドなど、本格的なレースアクションが楽しめる、非常に完成度の高いゲームに仕上がっています。 気づけば200レース以上もプレイし、すべてのコースを走り、すべてのマシンを手に入れていました(苦笑)。「その前に早くレビューしとけよ」とお叱りの声を受けそうですが、遅ればせながら本アプリの魅力をご紹介します。 ※なお、今回のレビュー端末はGalaxy tabです。
世界中のレースに参加してレベルアップ
このゲームの目標は、シカゴ、ロンドン、東京、ワールドツアーで行われるレースで優勝することです。各国では、ルールやコースが異なる様々なレースが開催されており(各7レースずつ)、サーキットはそれぞれディテール細かに再現されています。 ただし、最初に参加できるレースはシカゴだけ。レースに参加して良成績をおさめ、プロフィールポイントや賞金を獲得していくことによって、新しいレースに参加できる仕組みになっています。 さらに、端末を高速で一気に傾けるとドリフトもでき、EXPERTモード(難易度によってROOKIE、PROFESSIONAL、EXPERT、CUSTOMの設定がある)にすれば、マニュアルシフトも操作できます。
ドライバーの視点を変えると面白い
画面右上のカメラマークをタップすると、4種類の視点に変更できます。例えば、ハンドル視点では衝突でガラスが割れることがあったり、前方全画面視点では非常にスピード感に溢れていたりと、楽しみ方も広がります。 また、道路に表示されているグリーンの矢印(赤い部分はブレーキがかかる)の上に沿ってきちんと走るとコースも走りやすく、レース終了時の獲得ポイントも高くなります。最初のうちは、これを目安にして操作に慣れるといいかもしれません。設定から表示しないようにすることもOK。 車を買ったら、メイン画面下部の車のアイコン「MY CARS」からカスタマイズすることができます。 所持金の範囲で、マシン性能をトップスピード、加速、タイヤ、サスペンション、ナイトロを4段階からチューンナップしましょう。愛車のビジュアルは、スポイラーやリム、オールペン、ボディキットを使って、自分好みにカスタマイズOKです。
攻略のカギはドリフトとナイトロ
基本的に車の性能に勝敗が左右される部分が大きいので、お金をもっているなら少しずつでもチューンナップをしてマシンスペックを上げるといいでしょう。 そのうえで、コースライン(グリーンの矢印)に沿いながら敵の車の後ろにつけ続け、終盤の急カーブでインをパスする、あるいはナイトロを使ってぶっちぎるのが必勝パターンです。 また、ドリフトの操作はなかなか難しいです。車の速度が上がってくるとカーブを曲がりきれないことも多いのでドリフトが有効ですが、いったんドリフトに入ってコーナリングし終わったら、すぐに反対側にハンドルを切って(端末を傾けて)ドリフトを解除しましょう。ドリフトし続けていると、スピードが落ちて敵の車に抜かれることがあるので要注意です。
Appllioメモ
Androidのゲームで、これほど美しいグラフィックとレースの臨場感を味わえると思いませんでした。難易度も幅広く設定できるので、レーシングゲーム好きにとどまらず、多くの人が遊べるはずです。車のカスタマイズも楽しめます。 また、Android2.1のXperiaでもプレイしましたが、端末のスペックをそこまで要求されることもなく、快適に動作していました。ただし、約150MBと非常にアプリのサイズが大きいので、Wi-Fi環境下でSDカードへのダウンロードを推奨します。 なお、Galaxy tab用のアプリは、Sumsung Appsのアプリ(サイト)からダウンロード可能です。