Googleは5月5日、Google+の投稿をトピックごとに分類できる新機能「Collections(コレクション)」を発表しました。既報のとおり、Pinterestのボード機能に似たコンテンツまとめ機能となっています。

コレクション機能では、Google+における自分の投稿を興味・関心ごとのコレクションに整理できるとともに、各コレクションの公開範囲は通常の投稿と同様に細かく設定できます。新規投稿だけでなく、過去の投稿もコレクションに追加可能。 公開範囲に含まれるユーザーは、そのコレクションをフォローすることができ、コレクションに追加された投稿は従来の投稿と同じくストリーム(タイムライン)に表示されるため、自分が注目しているトピックを継続的に追いかけられます。

このコレクション機能は、ユーザー単位ではなく、トピック単位で情報の流通を制御しようとする試みです。コレクションを作成するユーザーにとっては投稿をカテゴリに分類する感覚で利用できます。他方、コレクションをフォローするユーザーにとっては、コレクションを作成したユーザーをフォローしなくても特定のトピックに限定して当該ユーザーの投稿をフォローできるため、興味・関心に従ったストリーム(タイムライン)を形成できる可能性を秘めています。 作成したコレクションは、作成したユーザーのプロフィールに表示されます。また、フォローしているユーザーが作成したコレクションは自動的にフォローする仕様のようで、興味がないコレクションは自分でフォローを解除する必要があるようです。 5月5日早朝に筆者が確認した限りでは、コレクション機能はウェブとAndroidアプリのメインメニューなどから利用できるようになっています。後日、iOSアプリでも利用できるようになる見通しです。

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