Gmailに送信者をブロックする機能が登場しました。 Gmailは自動で大半のスパムメールを迷惑メールに分類し、メインのメールフォルダから雑音を取り払う努力を続けています。しかし、メール登録したものの今では使っていないウェブサービスからのメルマガや紛れ込むスパム、どこから嗅ぎつけてきたのか分からないようなPRメールなどでメインのフォルダが氾濫しがちなのが現実です。迷惑メール報告による対策だと正当なメールまでGmailに迷惑メールとして学習させることになり、自動振り分け機能などを活用した手動対策は若干手間がかかるものでした。 新たに実装されたブロック機能を使うと、当該メールの送信者からのメールを3クリックで迷惑メールフォルダ行きにすることができ、ブロックリストで管理することも可能です。非常に簡単で実効性の高い迷惑メール対策法に仕上がっています。
Gmailのブロック機能の効果と使い方
送信者をブロックすると、「(送信者のメールアドレス)をブロックしました。この送信者からの受信メールは[迷惑メール]に振り分けれます。」と表示され、以後は自動的に迷惑メールフォルダに分類されます。
ウェブ版Gmailでブロックする
まず、メールを開いて、送信者名の右側にある下矢印をクリックし、[「送信者名」さんをブロック]をクリックします。
次に、確認のポップアップウィンドウが表示されるので、[ブロック]をクリックします。
ブロックすると、次のようなメッセージが表示されます。ここまででメールを開いてから3クリックで到達できました。
ブロック解除は、上記と同じ手順でおこなうことができます。
Android版Gmailでブロックする
Android版もウェブ版と同様の手順でブロックできます。 メールを開いて、送信者名の右側にある縦三点の[その他]メニューをタップすると、[「送信者」さんをブロック]というメニューが表示されるのでタップします。
ブロック解除は、上記と同じ手順でおこなうことができます。
ブロックした送信者を表示・ブロック解除する(ウェブ版)
ウェブ版Gmailではブロックリストで送信者をまとめて表示・ブロック解除することが可能です。 まず、歯車アイコンをクリックし、[設定]をクリックします。 次に、上部メニューから[フィルタとブロックリスト]をクリックし、ページ下部までスクロールすると、ブロックリストが表示されています。このリストから個別または一括でブロックを解除できます。
まずはウェブ版とAndroid版で利用可能に
ブロック機能はウェブ版で既に利用可能。Android版では来週中にも使えるようになるとのことですが、筆者の環境では最新バージョンで利用できるようになっています。 また、2014年8月にウェブ版で公開済みのメーリングリスト登録解除(Unsubscribe)機能がAndroid版でも使えるようになります。 なお、iOS版に関しては特に言及されていません。