Googleは3月3日、Android 4.0 Ice Cream Sandwich(ICS)向けのChromeブラウザアプリのアップデートを次回のChrome 42アップデートをもって終了し、次々回のChrome 43リリース以降はICSデバイスに搭載されているChrome 42へのサポートを打ち切ると発表しました。 Googleは、アップデート終了の理由について、大多数を占めるAndroid 4.1以降の端末向けの開発に注力したいという趣旨の説明をしています。また、Chrome 43以降のアップデートは提供されないもののChrome 42を利用し続けることは可能だとしています。Chrome 43のリリースまではICS向けChrome 42へのパッチ提供は継続されますが、それ以降のアップデートは実施されません。 Chrome 42のリリースは4月中旬を予定。ICSをサポートしない初のChromeブラウザアプリとなるChrome 43は、5月下旬ごろにリリースされる見込みです。 なお、3月2日時点でのAndroid 4.0のシェアは5.9%となっています。