通販サイトで服や靴を買ったら「サイズが合わなかった」「写真で見たのと何か違う」などと、がっかりした経験がある人も多いのではないでしょうか。ネット通販においては、購入したものを手軽に返品・返送できるか否かは見逃せない重要ポイントです。
利用できるユーザー
プライム会員の料金プランは年額4900円または月額500円(いずれも税込)から選べ、初回登録者は必ず30日間の無料体験が可能です。 また、大学生や専門学生(高等専門学校含む)であれば、月額250円でプライム会員とほぼ同等の特典を利用できる「Prime Student(プライムスチューデント)」というサービスもあります。 こちらは6カ月もの無料体験が用意されています。
対象商品・ブランド例
左:対象商品にはプライム・ワードローブのロゴが付く右:ロゴがない商品 対象商品にはプライム・ワードローブのロゴが表示されます。ロゴのない商品は通常の購入になってしまうので気をつけましょう。 プライム・ワードローブを利用できるブランドは以下のようなものがあります。 人気の「gelato pique」や「SNIDEL」「THE NORTH FACE」をはじめ、「adidas」「asics」などのスポーツブランドも多数そろっています。
プライム・ワードローブのメリット・デメリット
プライム・ワードローブを実際に利用してみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット1:買う前に自宅でじっくり試着ができる
プライム・ワードローブの最大のメリットは、商品を購入前に自宅に取り寄せて試着できる点でしょう。 他の通販サイトでは、購入後でないと商品を着られず、サイズや色が合わないといった自己都合での返品はできないことも少なくありません。プライム・ワードローブは試着してから購入するかどうかを選ベるので、「届いた商品がイメージと違う」といった場合は返送すればOKです。 試着期間は商品が届いてから翌日から7日間もあります。家にある他の服と合わせてみたり、家の中で軽く動いてみて着心地を確かめたりと、時間を気にせずじっくり検討することも可能です。
メリット2:配送料と返送料は無料
商品を注文するときの配送料と、返送料はすべて無料なのは嬉しいポイント。気軽に何度でもサービスを利用できます。
メリット3:気に入らなければ全品返送もOK
商品を取り寄せたとしても、必ず購入しなければならないわけではありません。 プライム・ワードローブは試着後の購入を前提としたサービスなので、実際に着てみて、気に入った商品がなければ全品返送しても問題ありません。
メリット4:送られてきた段ボールを返送用に使える
商品到着時の段ボールは、そのまま返送用にも使えます。わざわざ新しい段ボールを用意する必要がないので便利です。
デメリット1:目当ての商品が対象ではない場合がある
目当ての商品がプライム・ワードローブの対象商品でない場合も プライム・ワードローブの対象商品には必ず「prime wardrobe」のロゴがつくので、確認するようにしてください。
デメリット3:配送先住所が沖縄・離島地域・日本国外の人は利用できない
しかし、配送先住所が沖縄・離島地域または日本国外に該当する場合は、プライム・ワードローブの利用対象外になります。
プライム・ワードローブを利用するうえでの注意点
プライム・ワードローブを使うときに特に注意したい点をまとめました。
カートに追加する時は「試す」ボタンにチェックを入れる
「新品」の項目でカートに入れないように注意 注文する商品を選んでカートに入れるときは、必ず「試す」ボタンにチェックを入れるようにしてください。 その下にある「新品」にチェックを入れてカートに追加すると、プライム・ワードローブではなく通常の購入になってしまうので気をつけましょう。
試着は必ずタグを付けたまま室内でおこなう
試着時は商品のタグを切ってはいけません。屋外での試着も禁止されているため、必ず室内でおこなうようにしてください。
試着中に汚したり壊したりすると返送できなくなる可能性も
商品の状態によっては返品できなくなる可能性もあるため、丁寧に試着するようにしてください。 プライム・ワードローブ|よくある質問
試着期間の7日以内に返送しないと買取りになる
試着期間は、商品の配送が完了した翌日から7日間です。購入しない商品があるなら、試着期間が終了する前に返送するようにしましょう。 7日以内に返送しなかった場合、試着期間終了の翌日にすべての注文代金が自動的に請求されてしまいます。 ここからは、具体的にプライム・ワードローブを使って商品を注文・試着・購入するまでの流れを解説します。今回はモバイルウェブ(ブラウザ)版をベースに手順を解説していますが、注文はアプリやPCからでもおこなえます。 登録方法は下記記事でも詳しく紹介しています。
1プライム・ワードローブのページにアクセス
表示された項目の中から[服・シューズ・バッグ・腕時計]を選び、[Prime Wardrobe]をタップしてプライム・ワードローブのページに遷移します。 下記リンクから直接ワードローブのページにアクセスも可能です。
2対象商品の中からほしいものを探す
プライム・ワードローブのページでは、商品を種類ごとに選んだり、季節の特集ページから探したりできます。画面を下にスクロールするなどしてチェックしてみてください。 今回はレディースのトップスを選んでみようと思います。
画面上部のタブで[レディース]をタップしましょう。この状態では洋服だけでなくバッグや靴も表示されてしまうので、検索結果を絞ります。
[カテゴリ]から[服&ファッション小物]を選び、[トップス]を押してください。
ブランドや価格で絞ることも可能 ここから、さらにブランドで絞ったり、価格やレビュー評価で表示数を限定したりもできます。
3最大6点までカートに追加できる
商品を選んだら、色とサイズの選択です。 画面を少し下にスクロールし、「試す」の左側にチェックが入っている確認して[Prime Wardrobe カートに追加]をタップしましょう。
Prime Wardrobeカートに商品が追加されたことを確認できます。 1点だけでも注文可能ですが、右隣の[+]ボタンから他の商品も追加して、最大6点まで注文できます。同じ要領で商品を選んでください。
カートの商品をタップして[削除]を押せば、カートから商品を取り除くことも可能です。
また、サイズや色で迷っている場合は、複数頼んでおくことをおすすめします。 カートの商品名を押し、別のサイズを選んだら[試行]をタップしてください。すると、同じ商品のサイズ違いが自動でカートに入るので、商品の該当ページを再度開く手間が省けます。
4商品を注文する
商品を選び終えたら、カートの画面で[Prime Wardrobeの注文を行う]をタップします。
注文内容や届け先住所、支払い方法などを最終確認し、間違いがなければ[プライム・ワードローブ注文を発送する]を押して注文完了です。
5商品が届いたら試着する
段ボールで商品が届いた
段ボールを開封した状態 中を開けると、以下のものが同梱されていました。
今回はトップスやスカート、スニーカーなど6点を注文しました。ビニールや箱に包まれた状態で届きます。 商品のタグは切らず、室内で丁寧に試着してください。
返送用の送り状と、「返送先」と書かれたバーコード付きの用紙の2点は、返送する際に必要なものなので大切に保管しましょう。 また、商品が入っていた段ボールも返送用に使いまわせるため、捨てずにとっておくと無駄がありません。
6購入・返送する商品を決める
試着期間は最長7日です。それまでに購入する商品と返送する商品を決めましょう。今回はメンズの黒Tシャツ1点を購入することにしました。それ以外の商品は、サイズや色味などが好みに合わなかったので返送します。
[購入・返送手続き]をタップしたら、画面を下にスクロールしながら商品を個別に[購入]または[返送]のいずれかを選択してください。 返送する場合は、すぐ下の「返送する理由」を任意で回答します。複数回答もOKです。
気に入った商品があれば[購入]を選びましょう。こちらも任意で購入理由を回答できます。 すべての商品を選び終えたら、画面上部の[購入を確定する]を押して次に進みます。
注文内容の最終確認をおこないます。 商品数や金額、支払い情報をチェックし、[購入を確定する]をタップすれば完了です。この時点で、購入した商品にのみ料金が発生します。
購入が完了したことを知らせるEメールも届きます。
試着後に商品を返送する方法
購入しない商品は必ず7日以内に返送しましょう。返送するやり方を説明します。
1商品と返送先の用紙を同梱する
プライム・ワードローブの段ボールの中に、返送する商品をすべて戻します。段ボールが2箱以上に分かれて届いた場合も、どれか1つの箱にまとめます。
一番上に「返送先」と書かれたバーコード付きの用紙を置いてください。
2段ボールを閉じて返送用の送り状を貼り付ける
段ボールには両面テープが付いているので、片側を剥がしてふたを閉じます。
返信用送り状の「ご依頼主」の部分に住所と氏名を記入し、段ボールの「返送用送り状貼付位置」にのりで貼り付けましょう。
3集荷依頼するかコンビニなどに持ち込んで返送
返送方法は以下の4つから選べます。 一番楽で簡単なのは自宅に集荷しに来てもらうことでしょう。ヤマト運輸の集荷申し込みサービスから手続きできます。 ヤマト運輸の宅急便センターが近くにある人は、直営店に持ち込むこともできます。以下のリンクからヤマト運輸直営店の検索が可能です。 ヤマト運輸 直営店・取扱店検索
ヤマト運輸から宅急便を送れる主なコンビニ コンビニに持ち込んで発送できるのは、ヤマト運輸の取扱店のみに限られます。セブンイレブンやファミリーマートなどは対応していますが、ローソンとミニストップは対象外なので注意しましょう。 また、ヤマト運輸以外の配送会社を利用して返送することもできます。ただし、返送用の送り状を別途用意しなければならない点が面倒かもしれません。
まとめ
ネットでよく洋服を買う人はもちろん、お店での試着が苦手な人、洋服店に足を運びづらい子育て世代にもぴったりなサービスでしょう。