Sony Mobile製の「Xperia Z Ultra SOL24」は、フルHDでは世界最大となる6.4インチディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。PhoneとTabletの中間“Phablet”にあたるサイズ感ながら、世界最薄6.5mm、幅92mmの片手で持てるスリムボディを実現している。

大画面の力強さとスマホの携行性を両立

背面はガラス素材、側面フレームにはアルミ素材を採用し、6.5mmと世界最薄(フルHD対応スマホとして)でフラットかつ高級感のあるデザインが特徴的。また、横幅は“パスポートサイズ”となっており、確かに片手でも保持しやすくストレスは少ない。

6.4インチ1,920×1,080ピクセル、広色域のTriluminos for Mobileディスプレイを搭載し、高精細な大画面により地図や電子書籍、Webサイトで多くの情報を一度に確認できるほか、映像の迫力はやはり大きい。また、BRAVIA譲りの超解像技術X-Reality for mobileにも対応し、失われた画素を復元して動画をリアルに再現するという。

手書きメモとしての利用も想定

カメラはGレンズではなく、また810万画素となるが、裏面照射型センサーExmor RS for mobileを搭載し、暗所でも明るい撮影が可能。カメラ機能はXperia Z1を踏襲しており、Cybershotにある「プレミアムおまかせオート」で36パターンの撮影環境を自動認識するほか、Social live、タイムシフト連写、ARエフェクトなども楽しめる。なお、フロントカメラは220万画素。

Xperiaではおなじみの「Walkman」「アルバム」「ビデオ」アプリもプリインストールし、「Music Unlimited」「Video Unlimited」「PlayMemories Online」といったSonyのコンテンツサービスとシームレスに連携。このほか、別売のスタイラスペンやボールペン・鉛筆を用いた手書き入力も可能だ。

「Xperia Z Ultra SOL24」の実機を動画でチェック

主な仕様・スペック

プロセッサはSnapdragon 800 MSM8974 2.2GHz クアッドコアを搭載し、RAMは2GB、内蔵ストレージは32GBで、最大64GBのmicroSDXCカードに対応する。Android 4.2を搭載。バッテリーは3,000mAhと大容量で、Walkmanで約100時間の音楽再生が行える。卓上の充電ホルダーも同梱される。 国内定番のおサイフケータイ、NFC、ワンセグ、フルセグ(録画非対応)、赤外線通信、テザリング)、防水(IPX5/8)・防塵(IP5X)もサポートする。なお、ワンセグ、フルセグともに同梱のアンテナケーブルの接続が必要。

さらに「au+1 Collection」にはSony純正のBluetoothヘッドセット「Smart Bluetooth Handset SBH52」が用意されており、イヤホンを接続せずワイヤレスで通話が可能。大画面の端末だけに、これは嬉しいアクセサリーかもしれない。 サイズは約92×179×6.5mm、重さは約214g。カラーはブラック、ホワイト、パープルの3色。1月25日に発売予定だ。なおSonyは、LTEや3G非対応のWi-Fiモデル「Xperia Z Ultra SGP412JP/B・W」を1月24日発売し、価格は5万2,000円前後となっている。